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心が震えた!4,200万回以上も再生されている【ハカ】動画

この4,200万回以上も再生されているハカ(haka)動画は、ラグビーワールドカップ2011年大会の決勝戦で、相手チームはフランス代表です。

2007年大会でもニュージーランド対フランス戦がありその時からの因縁があって、2011年大会でまたニュージーランド対フランス戦。そんな戦いの前のウォークライ・ハカ(haka)ということでファンも何かを期待してこんなに再生回数が伸びたのかも!(^^;)

これらの因縁の経緯や対決結果についての詳細は以下に記していますので、ぜひご覧になってくださいね。

ニュージーランド/オールブラックスのウォークライ『ハカ(haka)』とは

ニュージーランド/オールブラックスのハカ(haka)はもう有名ですよね。しかし、そのハカ(haka)も2種類あるということを知っている人は少ないかも。

・カパオパンゴ(Kapa O Pango)
・カマテ(Ka Mate)

カマテが1905年から踊っているハカ(HAKA)で、
カパオパンゴは2005年に南アフリカ代表と対戦した際に初めて見せたウォークライです。

カパオパンゴはハカ(HAKA)の終盤に親指を立てて首を切るようなジェスチャーがあり、さまざまな議論が巻き起こった過去があります。

「殺し屋のようだ。」「健全なスポーツに不似合いだ!」などなど。

そこで急遽ニュージーランド代表側は「相手の首を切るような意味ではなく、自分達の首をかけてでも勝利を掴むという意味を表している。」と説明しました。

カパオパンゴ(Kapa O ango)とカマテ(Ka Mate)の使い分けについてですが、「カマテ」は練習試合や予選、格下相手の時に踊られることが多く、「カパオパンゴ」はワールドカップや公式の大会、決勝トーナメントの時また因縁の相手に対する時に踊られることが多いようです。

これまで日本代表とオールブラックスが対戦した際に踊られたハカ(HAKA)は、全て『カマテ(Ka Mate)』でした。つまり格下相手としか見られていないということです。

ウォークライの儀式を行うのは代表チームの中でも、以下の4代表チームのみです。
・ニュージーランド/オールブラックス『ハカ(haka)』
・トンガ『シピタウ(sipi tau)』
・サモア『シバタウ、シヴァタウ(siva tau)』
・フィジー『ジンビ、シビ(cibi)』

対戦相手はただそれを見ているだけなのでイライラしているかもしれませんね。目の前まで近付いてこられ正に挑発行為と感じ一触即発の危険な状態になったこともあるんです。

有名なところでは2007年フランス大会の準々決勝でフランス代表相手に披露した時でした。開催国フランスは一歩も引かないし、観客席のファンからもブーイングが出たりと、見ていてゾクゾクしますよ!

顔を突き合わせるほどまで距離が近付いた選手達は今にも取っ組み合いの殴り合いになるんじゃないかと心配しましたが、そこは紳士のスポーツ・ラグビーです。

ちなみに、この試合結果はどちらが勝ったか気になりませんか?(^-^)

試合前の下馬評ではニュージーランド代表オールブラックスの勝利予想が圧倒的でしたが、それを覆してフランス代表が20-18の接戦を制して勝利しました。

開催国(ホーム)の代表チームはどの大会でも予想以上の成果を残しています。今2019年日本大会でも、日本代表が初めての決勝大会出場、ベスト8入りするのではと楽しみでしかたありません!

一触即発!因縁のニュージーランド対フランス第2弾

2007年フランス大会の時に一触即発寸前でやばかったのですが、見事フランス代表が勝利しました。

そんな因縁のある2チームですが、ラグビーワールドカップ2011年ニュージーランド大会の決勝戦はまたまたニュージーランド/オールブラックス対フランスでした。

2007年はフランス大会でフランスがホーム、しかし2011年はニュージーランド大会でアウェーとなりました。このときフランス代表チームは円錐の陣を組み一歩ずつ前進をして気迫を前面に出して迎えうったのですが、ハーフラインを越えるほど前進してしまい、試合開始前に立ち入れるラインを越えたということで厳重注意と罰金を科せられています。(汗)

ちなみにこの決勝戦の試合結果は、8-7でニュージーランド/オールブラックスが勝ちました!大接戦のリベンジマッチに勝利しています。

ハカ(haka)|カマテ(Ka Mate)の動画

カマテ(Ka Mate)の歌詞

カ マテ! カ マテ!
 カ オラ、カ オラ!

カ マテ! カ マテ!
 カ オラ、カ オラ!

テネイ テ タナタ プッフル=フル ナア ネ イ ティキ
マイ ファカ=フィティ テ ラ!
ア ウパネ! ア フパネ!
ア ウパネ! カ=ウパネ!
フィティ テ ラ!
ヒ!

カマテ(Ka Mate)の歌詞の日本語訳

私は死ぬ!  私は死ぬ!
私は生きる! 私は生きる!
見よ、この勇気ある者を
ここにいる毛深い男が再び太陽を輝かせる

一歩はしごを上へ! さらに一歩上へ!
一歩はしごを上へ! そして最後の一歩!
そして外へ一歩
太陽の光の中へ

テレビドラマ『ノーサイド・ゲーム』にてトキワ自動車の社長、島本博のセリフにありましたね。そのセリフはニュージーランド代表のハカ(haka)の歌詞を和訳したものだったんです。「わたしは死ぬ!わたしは死ぬ!わたしは生きる!わたしは生きる!…」 って。

ハカ(haka)|カパオパンゴ(Kapa O Pango)の動画

カパオパンゴ(Kapa O Pango)の歌詞

Taringa whakarongo!
Kia rite! Kia rite! Kia mau!
Hi!

Ki-a whaka-whenua au i a-hau!
Hi! Au-e, Hi!
Ko Aotearoa e ngu-ngu-ru nei!
Au, Au, Au-e Ha!
Ko kapa o pango e ngu-ngu-ru nei!
Au, Au, Au-e Ha!
I ahaha!

Ka t? te ihi-ihi
Ka t? te wana-wana.
Ki runga ki te rangi
E t? iho nei
E t? iho nei. Hi!

Ponga ra!
Kapa o Pango,
Au-e, Hi!

Ponga ra!
Kapa o Pango,
Au-e, Hi!
HA!!!

カパオパンゴ(Kapa O Pango)の歌詞の日本語訳

いいか、よく聞け!
戦いに備えよ!踏ん張れ!

我らは祖国と一つ!
ニュージーランドはここに響き渡る!
オールブラックスはここに響き渡る!

恐れと向き合え!
恐怖と戦え!
天まで届く勢いで
戦い上がれ!
高みを目指せ!

シルバーファーン!
オールブラックス!

シルバーファーン!
オールブラックス!

歌詞の中に出てくる「シルバーファーン」とは、ニュージーランドに自生しているシダの葉のことで、ユニフォームのエンブレムにも使われていますね。

オリジナル マオリ族が行うハカの儀式カマテ(Ka Mate)

マオリ族のハカは、まるでキングダムの山の民みたいだ!
(原泰久先生/集英社 キングダム引用)
異様な顔の刺青やその気迫は、マンガ「キングダム」に登場する山の民を思い浮かべながら見ていました。わたしだけ!? (笑)
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